なぜ経営には「発明」より「発見」が大切なのか?

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私は、いろいろな人から

 

「アイディアマンだね」

 

と言われます。しかし同時に、

 

「アイディア豊富は、経営者としては成功しにくい」

 

と注意されたことがあります。

 

そこで教わったのが、

 

“発明するな、発見せよ”

 

というビジネスの格言です。

 

「あなたが考えるアイディアが、消費経済の先進国・アメリカで探して成立しているなら、

それを商売にしても良い。もしもアメリカで成立していないんだったら、

自分で作ったアイディアを商売にしたら、あなたの人生3回あっても経営者として成功しないよ」

 

と言われました。

 

これは、私のメンターであるサイゼリヤの正垣さんから言われた言葉です。

 

例えば、この一週間でどんなことにお金を使ったでしょうか?

 

食事をする。本を買う。文具を買う。食材を買う。

お酒を飲む。タクシーに乗る。電車に乗る。洋服を買う。

 

…だいたいこんなところです。

 

人の経済生活は、18世紀頃には完成していたと言われています。

立ち食いそばは今でもありますし、駕籠屋は現代でいえばタクシーです。

 

人の消費行動は、突飛に変化するものではなく、

18世紀の日本人と大きくは変わらない保守的なものです。

 

有名な経営コンサルタント会社の方が、冗談のように言っていました。

 

「当社の経営指導は、成功ビジネスモデルのTTP支援です」

 

ここでいうTTPとは、徹底的にパクるの略語です。

 

パクると言っても、著作権や商道徳がありますから、

自ずと理性のコントロールが必要です。

 

あくまでも人の成功事例を、成功モデルの枠組みとして自分のビジネスを確立することです。

 

もしもスティーブ・ジョブズだったら、

iPhoneのような素晴らしい商品を発明することができます。

 

しかしそれは一部の天才だからできる偉業です。

 

すでに存在するビジネスモデルで、ITのような新しい仕組みを活用して

お客様との効率的な出会いを考えていくことが、

一回しかない人生で成功に近づく方法だと思います。